フランス旅行記〜パリからヴェルサイユ宮殿の行き方と攻略方法について〜
2018年10月11日
今日はパリからヴェルサイユ宮殿まで電車で向かいます。
30分〜40分くらいかな〜。電車乗るのも特に大変じゃないし、近郊だし、よっぽど不安じゃなかったら、十分個人で行けると思います。
ツアーだと高いしね〜。安くても70ユーロとかはするのかな?個人的にツアーはあまり好きではありません。。。連れて歩かれてよく分からないうちに終わってしまう。。。詳しく人に聞くよりも、自分で調べた方が記憶に残ります。。。
そしてやっぱり旅は自分の足で歩いて、見て、感じて、それが面白いなと思います。
因みに電車で行くと一人往復10ユーロもかからなかったと思います。片道4ユーロくらいだったかな?
そしてヴェルサイユ宮殿の入場はパリミュージアムパスで入れるので、パスを購入してる人は自力で行くの検討してもいいと思います!
ヴェルサイユ宮殿までの行き方はメトロ+バスを使う方法と電車で行く方法があります。電車はRER(高速郊外鉄道)のC5線とSNCF(フランス国鉄)の二種類があるよう。国鉄だとモンパルナス駅かサンラザール駅から、RERだと何箇所か乗り場があるようでした。
最初国鉄の方で行こうと思ってたんだけど、国鉄だとヴェルサイユ宮殿まで駅降りてから結構歩くとの情報をみて、急遽RERでいくことに!
RERは治安が悪いなんていうブログも見て心配してたんだけど、全然そんなことはなくて、普通にキレイな2階建ての電車でした(^^)
私達は最寄り駅からアクセスの良いジャベル駅(Javel)から乗ることに。
まずはMetroでジャベル駅を目指します。
Metroは何度も乗ってたけど、RERは初だったので、ちょっと心配でしたが、チケットも特に難しくもなく、自販機でゲット(^^)
スムーズに電車に乗れました。電車もMetroのように激込みということはなく、ちゃんとゆったり座れました(^^)
電車に乗る事30分程でベルサイユ=シャトー駅(Versailles Château Rive Gauche)に到着。
シャトー駅からヴェルサイユ宮殿はすぐで、急ぎ足で5分も歩けば着いたと思います!
ここでヴェルサイユ宮殿に観光に行く人に、一番伝えておきたいこと!
それは。。。先手必勝です!
ヴェルサイユ宮殿はかなり混みます!!
もちろんルーブル美術館もノートルダム寺院もエッフェル塔もパリであればどこも混みますが、ヴェルサイユ宮殿の混み具合は尋常じゃないと思いました!
私達はオープン時間の9時をめがけて行って、到着は8時半くらいにはなってしまったけど、それでも荷物チェックの列に20〜30分位は待ったと思います。
パリミュージアムパスを持っていたから、チケットに並ぶということはなかったけど、ヴェルサイユ宮殿はチケットの前に荷物チェックが先なので、チケットを持っていようがいまいがこの列に並ばなければなりません。
因みに私達が着いた時はこんな感じ。
100人くらい?
そんな列でした。
でも見終わって、午後1時過ぎくらいはこんな感じ!
あんまりうまく取れなかったけど、入り口付近までヘビのように何列かになっていました。朝の何倍?う〜ん。。。何百人というよりは1000人、2000人といった感じの規模に見えました。恐らく入場するのに2時間とかそれ以上かかるんじゃないかな。。。
ヴェルサイユ宮殿はパリから少し郊外にあるから、みんな遅めにくるんでしょうね。そして前日ストライキでClosedだったせいもあるんでしょうか。本当に激込みでした。
私達は早めに行ったから、そこまで混むということもなく、一通り見て回れました。そして広い園内での移動手段である乗り合いのプチ・トランやバギーカーも使えましたが、帰ることには、それに乗るだけで大行列が出来ていました。
なので皆さん!ヴェルサイユ宮殿は朝イチが鉄則です!!
さて、前情報が長くなりましたが、ヴェルサイユ宮殿の敷地はかなり広いです。
まずはベルサイユ宮殿!
美術館のように絵が飾ってあったり
これはベッドだったかな?
天井も豪華です。
中は広くてヴェルサイユ宮殿の中を歩くだけで、結構疲れました。途中おしゃれなレストランやカフェがあったけど、値段を見るとお高いので諦めました。。。
オーディオガイドが無料で借りられて、随所で説明が聞けます。もちろん日本語で(^^)
ここは鏡の間(^^)キレイだった(^^)
ヴェルサイユ宮殿の感想は、うん、豪華絢爛だったけど、鏡の間とかすごかったけど、うん、でもそんなに好きじゃないかも(^_^;
元々豪華絢爛とか好きなタイプじゃないからかな〜。どちらかというとヴェルサイユ宮殿よりも王妃の村里の方が好きだったなぁ〜(^^)のどかで風景がきれいだった(^^)
ヴェルサイユ宮殿を見終わると、まずは庭園へ。
早めの時間だから、人がいない(^^)
このあと庭園もどんどん人でごちゃごちゃしてきます。
そしてまた広い広い。
敷地内の乗り物として、自分たちで運転するバギーカーやルートが決まってる乗り合いのプチ・トランありましたが、私達は行きは庭園を見がてら歩くことに。
まずは小トリアノン宮殿を目指します。
秋晴れに銀杏並木がキレイでした(^^)
奥に見えるのが小トリアノンです。
小トリアノンはルイ15世の愛人ポンパドール婦人の為に建てられた離宮だったそうですが、完成したときにはすでに亡くなってしまっていたため、その後マリー・アントワネットの居城になった建物だそうです。
ヴェルサイユ宮殿から小トリアノンまでは歩いて30分はかかります。
結構疲れた〜!
せっかくついたのに、小トリアノンのオープンが確か12時とかそんな時間のオープンだったため私達は少し待つことに。。。同じようなオープンに並んでる人たちの列が30人くらいあったかな?
小トリアノンは豪華絢爛というよりも、住みやすそうな割とシンプルな建物でした。
マリーアントワネットの絵が(^^)
その近くには王妃の村里という場所があり、急にフランスの農村に迷い込んだような雰囲気の場所がありました。
ここはマリー・アントワネットが宮殿の暮らしに疲れ田園生活に憧れて作った場所とこのと。親しい人しか出入りできなかったそうです。
やっぱり豪華絢爛な生活をしてても、結局人の落ち着く場所はこういうところなんだなと改めて思いました。
王妃の村里はとても素敵なところでした。
池があり、木々があり、農家があり、畑があり。実際畑には野菜がなっていました。
以前テレビで地元の大学生たちが手入れをしているという内容をみたような。。。
素敵な場所だったので、ぜひヴェルサイユ宮殿だけじゃなく、小トノリアンや王妃の村里まで足を伸ばすことをおすすめします(^^)
でもでも、結構というかかなり歩きます。。。
ヴェルサイユ宮殿を歩き、庭園を30分かけて小トノリアンまで歩き、小トノリアンの中を歩き、そして王妃の村里を散策した頃にはもうヘトヘトでした。。。
9時に入って、何だかんだ見終わって宮殿を出たときには1時過ぎ2時近かったと思います。。。
ヘトヘトです。。。
なので大トノリアンと、グランカナルは行きませんでした。。。
そして帰りは有無を言わさずプチ・トランに乗って帰ります。確か一人8ユーロくらいしたと思いますが、しょうがない。。。
プチ・トランに乗って庭園を見ながらヴェルサイユ宮殿の方まで帰ります。
でもこのプチ・トランすごい乗り心地が悪い。。。!石畳のガタガタ道を走るから、もうひどいもんです。もっと乗り心地考えて作ってほしいな〜。
ヴェルサイユ宮殿まで戻ると、なんとプチ・トランに乗るための行列が。。。!乗るまでどのくらい待つの?と言いたくなるような列でした。。。もちろんバギーカーも全部売り切れ。
やっぱりヴェルサイユ宮殿は朝イチで行くに越したことはないようです。
私達は朝イチで行ったので、早めの午後には見終わったけど、遅く行ったら絶対一日コースになってますね。
そして、ここからまたパリに戻らなければなりません。。。
行きはRER(高速郊外鉄道)を使ったけど、帰りはモンパルナス付近に用があったので、SNCF(フランス国鉄)で帰ることに。
でもやっぱりRERで帰れば良かったかなぁ〜。
SNCFの駅はやっぱり結構遠くて、歩いて30分近くかかったと思います。そして若干迷いました。
RERの駅はすぐ近くなので、やっぱり観光してヘトヘトのあとはRERで帰ったほうがいいと思いました。
SNCFのチケット購入も列車も特にRERと変わらず、難しいということとなく、スムーズにチケット購入→乗車することができました。電車も2階建てになっており、悠々座ることができました。
ただ、途中ものを買ってくださいとかお金を恵んでくださいっていう人たちが何人かきました。
そういう輩は無視!
そういう隙に財布を取られたりすられたりするそうですので、皆さん注意!
よくRERは治安が悪くて、国鉄の方は大丈夫だなんて言う記事を見ましたけど、決してどっちも変わりないんじゃないかなと思いました。どちらも気をつけることには変わりないかな。
地下鉄もね〜。やっぱり日本じゃないからね、平気でスリとかいっぱいいます。
私達はフランスではスリにあわなかったけど、イタリア、ギリシャ、スペインでスリ未遂に合いました。どこもヨーロッパ、そしてラテン系(^_^;要注意です(^_^;
逆に東南アジアでスリにあったことは一度もありませんでした。(中南米はお釣りをごまかそうとするのが多かったかな)
日本人的にヨーロッパは豊かな国だし安全って思ってる人多いと思いますが、(現に自分も最初はそうでした)でも経験上ヨーロッパが一番スリに気をつけた方がいいと思います。貧富の差が大きいからかなぁ。物価が高いからかなぁ。
まぁ、どこの国もそうですが、貴重品はリュックに入れリュックには鍵をかけたり、ポケットに貴重品は入れないなどの、最低限の警戒はしたほうが良いと思います。
盗難被害にあってしまったら、せっかくの楽しい思い出も一瞬で台無しになってしまいますからね。。。
話はそれましたが、ヴェルサイユからパリに帰ったあと、疲れすぎて一度ホテルで仮眠しました。。。相方さんと共にベッドに倒れ込み、しばし死んだように寝ました(^_^;
この日オランジェリー美術館も見に行く予定だったので、閉館1時間前の17時前頃慌てていって、でも逆に閉館前だったから、並ぶことなくあまり混んでることなくスムーズに見ることができました(^^)
オランジェリー美術館はそんなに広いわけではないから、一時間もあれば十分見て回れたので、逆に夕方行くのもおすすめだと思います。
オランジェリーの話はまた次の記事で!
以上ヴェルサイユ宮殿の行き方と攻略法でした(^^)